格天井(ごうてんじょう)
正方形に組まれた、格子状の天井。
格子の材も大きく手が込んでおり、上質な仕上げとなっている。
百畳敷の大広間
明治以降に西洋から取り入れられた屋根組構造「トラス構造」で屋根が組まれており、約100畳という大空間が成立している。
舞台
舞台の前部は檜、後部は杉が使用されている。
同じ舞台でも前部の格式が高いことを示している。
窓ガラス
窓枠の意匠が内装を華やかにしている。
交流の間以外でも見られる意匠。
階段手すり下
手すりの下にもささやかながら装飾が施されている。
補強材(客席側)
2019(令和元)年度に完了した改修⼯事で組まれた構造補強の格⼦壁。
全⾯ガラス窓で壁⼀つない空間だが、現代の基準では強度不⾜であった。
補強材(舞台側)
2019(令和元)年度に完了した改修⼯事で組まれた構造補強の格⼦壁。
全⾯ガラス窓で壁⼀つない空間だが、現代の基準では強度不⾜であった。
壁の仕上げ
演舞室(畳敷き部分)と舞台の漆喰壁について、演舞室が黄色、舞台が白色に仕上げられていた。
舞台映えを意識したかのような変化がつけられている。